里親募集型!保護猫カフェ「猫家ねこ玉」で店長さんから聞いた話
どうもー!
ハチュ野郎です。
ということで、こちらの記事の続きです。
愛知県豊田市(三河)の猫カフェ「猫家ねこ玉」へ行きました!(レポートPART1)
前回の記事では、猫カフェとしての「猫家ねこ玉」についてレポートしました。
で、今回の記事では、”里親募集について店長さんに伺った話”をまとめていきまーす!
繰り返しますが、当ブログは爬虫類飼育のブログ。
でも、なんとな~く通ずるものもあるかもね~みたいなノリで紹介していこうと思います(笑)
「猫家ねこ玉」にいる猫ちゃんはお迎えできます
まぁ別に「猫家ねこ玉」に限った話ではないですが、里親募集を兼ねてやっている猫カフェってチラホラあります。
そういうお店の猫ちゃんは、センターで保護されていた猫、つまり元野良猫であることが多いようです。
だから”もし「猫家ねこ玉」で気に入った猫ちゃんがいれば、お迎えすることが可能”です。
たとえば、この子はいま里親希望者さんが現れて、話を詰めているところらしいです(うろ覚え、別の猫かも)
「猫家ねこ玉」の店長さんのSNSを眺めていて改めて思いましたが、店長さんは猫ちゃんたちが幸せになることを望んでいます。
というのもセンターにいたら、いずれ処分されてしまうようですからね。。
引用元:http://animals-119.com/report/681.html
(ちょっと細かい事情はハチュ野郎は知りません。間違ってたらすみません)
なんとも心苦しい話ですが…
- 何らかの理由で捨てられた
- センターが保護する
- 処分
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基本的には、こんな流れを辿ってしまうようです。
でも「猫家ねこ玉」や他の保護猫カフェのおかげで・・・
- 何らかの理由で捨てられた
- センターが保護する
- 「猫家ねこ玉」や他の保護猫カフェが引き取る
- 里親になってくれるお客さんが現れる
- 店長さんと話し合う
- 2週間のトライアル期間後に、里親さんが最終決定する(猫家ねこ玉の場合)
- 猫ちゃんも飼い主さんも幸せに暮らす!
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という、猫ちゃんやヒト、双方にとって良い流れを生むことができているようです。
あ、一応センターから直接、申し出ることもできるっぽいです。(今調べてみました)
その辺はこちらで。
猫の家族さがし(譲渡) | 愛知県動物保護管理センター
「ただの猫好きじゃやってられない」
で、店長さんが仰ってました。
ただ猫が好きなだけじゃやってられないそうです。
こう~なんていうんですかね?
上記にまとめたような現状のシステムだと、やっぱり報われない猫ちゃんが多くいます。
だから「それを救いたい!変えたい!」というような、ある種の使命感がないとやっていけないだろうな~と話を聞いていて思いました。
野良猫だから疾患持ちであることも
センターから引き取って、店長さんが病院で診てもらって、そこで疾患が見つかる子もいるようです。
例えば店長さんが紹介してくれた猫ちゃんだと、腎結石の子とかもいるだとか。
そういう場合、食が細かったり、イラだちやすかったりすることもあるようです。
で、そういうときの医療費って、店長さんが負担してるらしいんですね。
さらにSNSをみてると、「最近は毎日病院に通ってます~」みたいな文言も(汗)
ね…よっぽど腹くくってないとできない仕事だと思います。リスペクト。
このあたりの体験から、きっと上記の「ただ猫好きなだけじゃやってられない」という言葉に繋がってくるんだと思います。
ほかにも「私のことは最低限のことだけ済まして、あとは猫ちゃんのお世話に時間をかけてる」ということも仰ってましたね。
なんと”掃除だけでも毎日2時間半かけてる”らしいです!
これは結構ビビりましたね…(笑)
お店の定休日にも2回以上、お店に向かうだとか。
もし、猫ちゃんをお迎えしたいと思ったら?
さてさて、じゃあいざお迎えするときのことについて。
え~とまぁ最初の断っておきますけど、より具体的な話は、やっぱり店長さんにしっかり聞いてくださいね(笑)
ここでは、とりあえず聞いて覚えていることをまとめておきます。
お迎え希望の人なら誰でもOKなわけではない
まず、「お迎えしたいで~す!」という人が現れても、100人中100人にOKを出すわけではないようです。
先述したように、一度は捨てられた猫ちゃんたちです。
ですから店長さんには、「次こそ幸せに暮らして欲しいし、もう裏切られるような想いはして欲しくない」という強い気持ちがあります。(と話を聞いていて思いました)
だから、”最後まで大切に暮らしていけるか?”というのが大きなポイント。
例えば、ちゃんと「ペット可」の賃貸なのか?といった基本的なこと、それから飼い主さんのプライベート寄りなことについて伺うことも少なくないようです。
まぁ大事なことですからね。
これがもし商売っ気の強いペットショップだったら、とにかく売りさばくことが先決だったりするかもですが…(笑)
これまでに里親をお断りさせてもらったケース
たとえば最近だと、こんなケースでお断り頂いたそう。
- ご家族のなかの誰かが、飼うことに反対している
- ご家族のなかに、動物アレルギーの方がいらっしゃる
店長さんが言ってました。
「やっぱり普通の人だったら、猫が生活の中心になるわけじゃない。」、「あくまで生活の一部で、猫に付きっきりでいられるわけではので、迎える前から不安要素があるとちょっと・・・」
うーん確かに確かに。
まぁ里親になりたい、猫を飼いたい人側からしたら、たとえば親が反対してても「ムリヤリ飼っっちゃえ!飼っちゃったもん勝ち!」みたいに思う方もいらっしゃるかもしれません(笑)
同居者NGは、爬虫類飼育でもあるあるです。
【Q&A】爬虫類を飼いたいけど親御さんがダメだと反対する!?
でも、そういう結果オーライ的な考え方だと、結局のところ損を被るのは猫ちゃんですからね・・・
きっとお迎えしたい気持ちは、店長さんも重々承知だと思うんです。
それでも、猫ちゃんの将来を考えたら、やっぱり慎重に決断したいところですよね、うんうん。
ただね!このあたりをクリアしたら、あとは基本的にスムーズに進むようですよ。
2週間トライアルに進んだ里親希望者さんは、100%そのままお迎えなさるようです。
あまりヘタに移動を増やすと、体調を崩してしまう元ですし、素晴らしいことですね。
で、ちなみに猫ちゃんって忘れっぽいんですよ。
だから2週間後に店長さんが訪問したときに、もう店長さんのことは忘れているようです(笑)
完全にそこのおウチのコになってるそう。
ちょっと寂しいような、嬉しいような・・・?(笑)
1番大変なのは体調管理だってよ
飼い主さんにも生活があって、みんながみんな猫中心の生活ができるわけじゃない。
っていうのは、先述したとおりです。
仕事もあれば家事もあれば、育児もあれば、恋愛もあれば、趣味もあれば、色々ですよね。
で、じゃあ「店長さんが猫のお世話でタイヘンだと思うことはどんなことですか?」って聞いてみました!
そしたら、やっぱり体調管理・環境維持らしいです。
猫は恒温動物ですが、変温動物の爬虫類といっしょなんですね~。
人間にとって気持ちいい涼しさはダメ?
例えば、人間のために夏はクーラーつけるじゃないですか?
でも、人間が「はぁ~涼しい~快適~」って感じるくらいだと、猫にとって「さっむ・・・」という温度になってしまう場合があるらしいです。
だから猫ちゃんのために、当然のことながらケアが必要です。
猫は具合が悪いことを隠す!
あと、これも爬虫類と一緒やん!って思ったところ。
猫ちゃんは、ケガや病気になっても、普通に振る舞います。
なぜかって、外敵に弱ってることを悟らせないためです。
トカゲと同じ習性(?)があるんですね~!
だから、なんか具合悪そうに猫ちゃんがぐったりしている場合…
それはもう手遅れになっていることが多いらしいです。
「猫家ねこ玉」では定期的な体重計測&体調管理を徹底してます
はい。だから上記のような異変に早く気が付くためにも、「猫家ねこ玉」にきた猫ちゃんたちは徹底して管理してるらしいです。
しっかり体重も記録するし、その猫の性格だとかもノートに記録するそう。
まぁどうしても数が多いんで、ド忘れ防止でもあるとか。
そりゃそうですよね(笑)
ちなみに「まぁおうちで普通に飼うときは、そこまでしなくてもいいかも…」ともボソっと言ってました。
なので、めんどくさがり屋さんは安心してください(笑)
ただいつも通り可愛がっていて、おや?と疑問に思ったら、すぐ調べてみるような意識は必要になってくるでしょうね。
普通にカフェとして楽しむもよし!お迎え希望で行くもよし!
ということで以上、保護猫カフェ「猫家ねこ玉」の店長さん談を交えてのレポートでした!
ちなみにPART1のほう、まだ読んでない方はどぞどぞ。
ほんと機会あったら行ってみてくださいね。
わりと今更ですが、店長さんも色々喋ってくれて接しやすかったです。
あぁめっちゃ猫が好きなんだな…ってのが伝わる良いお人柄でした。
なんか取ってつけたような感じになってしまいましたが(笑)
普通に触れ合うカフェとして行っても良いし、里親になりたくて行ってみるのもアリです。
猫ちゃんと人間、お互いに良い出会いがありますように。
では以上です!ふぅー!
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あ、あとまだPART1もみてない方はこっち。
愛知県豊田市(三河)の猫カフェ「猫家ねこ玉」へ行きました!(レポートPART1)
では!