爬虫類飼育者の3つのパターン!ペットかコレクションかブリード目的か
どもー!
ハチュ野郎です。
今回のテーマは、爬虫類そのものではありません。
そうではなくて、爬虫類をペットとして扱っている、
我々”飼育者”にフォーカスしたいと思いまーす。
去年2015年末にこんな記事を書きました。
【2015まとめ】オニプレとレオパの飼育ブログを始めて8ヶ月経過しました
この記事のなかで…
「最近は爬虫類全般に対して、まったく熱がないのが本音です。」
という文言があります。
要は、うちの子たちは可愛くて仕方ないけど、新しい子をお迎えする気はさらさらありませんよーってことを言ってるんですね。ちなみにそれが理由で爬虫類のイベントにも足が遠のいてます。
で、そうこうしているうちに、お迎えする人はドンドン1匹、2匹…3匹…と増えていく訳です。
● ずーっと2匹のハチュ野郎。
(途中でメキブラを迎えて3匹の時期もあります)
● 右肩上がりに増える他の飼育者さん。
”同じ爬虫類飼育者なのに、この2人の違いはどんなところにあるのか?”
ってのをテーマの切り口にしたのが本記事になりま~す。
ぜひ、これから爬虫類をお迎えしたい方も「自分はどんなパターンやタイプになりそうかな~?」っていうのを巡らせながら読んでみてくださいね。
また、「そういう飼育者さんもいるんだな~」ってことを何となく知ってもらえたら幸いです。
爬虫類飼育者と一括りにいっても…まぁ色々いるんだぜ!ってことですね。
その片鱗が少しでも伝われば嬉しいっすね。
たとえばSNSでトラブることの無いように、価値観の違いがあることを初めから知ったうえで仲良くコミュニケーションを取ったってくださ~い。
爬虫類飼育者の3つのパターン!
つーことで爬虫類飼育者さんには、
主に3パターンがいらっしゃいます。
1.ペットとして溺愛
2.コレクションとして鑑賞
3.ブリーダーとして管理・販売
ね、こんな感じです。
なんとなく共感してくれる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか…んなことないか(笑)
まぁとりあえずハチュ野郎が勝手に言ってるだけです。別に明確なラインがあるわけでもなく、必ずしも「ぼくは1!ワタシは2!」とか区別できるわけでもございません。
あえて分類するとしたら、大体こんな感じじゃね~?ってことを言ってます。
人文字で…3!!!(笑)
まぁおおよそ…そのワードから察しが付くと思いますけど、それじゃ順に一言二言つけて説明していきます。
1.ペットとして溺愛
次から次へとお迎えせず、”その個体に愛情を注ぐタイプ”です。
ですから、2,3パターンよりも飼育数が少ない傾向にあります。少数精鋭って感じ。
ハチュ野郎は思いっきりコレに該当しますね。冒頭でもお伝えしましたが、爬虫類という枠内の生き物にたいして熱を失っていますが、気に入ってお迎えした個体は相変わらず可愛がっています。
この手のタイプからは「次、なに増やそっかな~?」というニュアンスの発言は少なく、「うちのアルマちゃんが最近よく食べてくれる!」、「可愛いの撮れた!みてみて~」みたいな、個体にピントのあった言動や見方が多いでしょう。
2.コレクションとして鑑賞
イベントの度にお迎えする、”収集欲が旺盛なタイプ”です。
1と比べて、爬虫類というジャンルに広く好奇心が湧いているイメージです。飼育数もそれに比例して多く、かつヤモリもいればトカゲもいればカメレオンもいる…みたいに種類のレパートリーも豊富な傾向があります。
この手のタイプの方には「次に欲しいのは?」と聞いたら、常に候補がいてなんかしら返答がくるでしょう。その個体を愛でるというよりは観察していて、その個体と客観性の保った言動や見方をしていたりします。
3.ブリーダーとして管理・販売
爬虫類への熱と、一歩置いた観察眼を持った”ハイブリッドタイプ”です。
基本的に爬虫類のブリーダーになる方というのは、「なんか儲かる商売ないかな~?へぇ爬虫類の繁殖か。うし!やってみっか!」と、好きじゃないけど儲かるからやってるというビジネスライクな方は少ないと思います。
それよりも、純粋に爬虫類が好きだから飼育して、その趣味が昂じて結果的に業資格をとってブリーダーになった方々が大多数なんじゃないでしょーか。
ハイブリッドの意味は、異なったモノの組み合わせ・混合のことです。
で、ハチュ野郎は繁殖させたことないので憶測でしかありませんが、繁殖を成功させようと思ったら、手間も費用も増えるわけです。だから愛情のほかに、ある種のストイックさも兼ね備える必要がありますよねってことです。
例えば狙ったモルフのレオパを産もうと思ったら、遺伝子について少なからず勉強する必要があるでしょう。それに必ずしも交尾や卵の管理がうまくいくとも限りません。
そんな不確実性と向き合うには、ホットな愛情のみならずクールな観察眼との両立がいると思いませんか?だから1とも2とも違う、ハイブリッドタイプという位置づけにしています。
ザックリ図解で爬虫類飼育者3タイプを表すと…
ということで、飼育者3タイプのイメージはこんな感じ。
久しぶりに起動したペイントソフトにイラつきながら作った図です(笑)
まぁ何度も言いますが、あくまでイメージであり、必ずしもくっきり区別できる訳じゃないです。あくまでお遊び程度の記事にとらえておいてくださいね。
勘違いしてディスらないで欲しい点としては、「知識・飼育熟練度」の項目についてですね。あくまで「狭い・広い」であって、「下手・上手」のことではありませんからね。
読み違えて「1の自分は飼育がヘタなのかコラァァ!」とかいうのは無しでオナシャス!(笑)
「1:ペット目的」と「2:コレクション目的」の相違点
で、最後にちょっとモヤっとしたことを書いて終わります。
「2:コレクション目的」パターンの飼育者さんは、”「1:ペット目的」パターンの飼育者さんが絶対にしないであろう行動”をするのも特徴のひとつなんですね。
・飼育者さん同士で生体の交換
・他の種類を飼うために今の生体を下取りしてもらう
(誰かに譲る)
上記したことです。
なぜなら「1:ペット目的」=「終生飼育がポリシー」だからです。ポリシーというと語弊があるかもしれませんけどね。
だから”下手にお互いが干渉しあうと揉める原因になる”ので注意しておきましょう。
基本的に両者の言い分はこう。
「1:ペット目的」パターンの飼育者さんの言い分
「大切な1つの命!それを勝手な都合で回すなんておかしい!」
「いちどお迎えしたなら、最後のその日まで大切に飼育するのが当たり前だ!」
「2:コレクション目的」パターンの飼育者さんの言い分
「もし熱が冷めて疎かになってしまうなら、他の誰かに譲って大切にしてもらいたい。」
「趣味なんだから楽しみ方は人それぞれじゃないか。」
まとめ!みんな違ってみんないい
ということで、爬虫類飼育者さんの3パターンと、それぞれの価値観の違いについて言及してみました。
で、最後の1と2の相容れにくい部分についてですが、ハチュ野郎的は「まぁ人それぞれの主義があっていいんじゃね?」と思っています。
だってどちらもある意味、正しいと思うので。
例えば、1パターンの意見は、まぁ分かりやすく正義だと思うんです。命を大切にするその心は、きっと飼育にも表れてくるでしょうし、もじ自分がトカゲだったら1パターンの方に飼われたいです(笑)
でもじゃあ、2パターンの意見はどうか?っていうと、これもまた1と見方を変えれば正しんすね。
どういうことかというと、”どちらが爬虫類の市場に貢献しているか?”というテーマで考えてみます。
シンプルに売上の公式「客数×客単価(×リピート率)」を議論に持ち込んだときに、きっと1より2パターンのが貢献してますよね。なんでって流通を活性化させているのは、簡単にいえば、よりお金を落とす2パターンのほうだからです。
で、市場が活性すれば便利な爬虫類用品も増えます。なんか可愛らしいグッズとかも増えるかもしれません。
飼育ノウハウの体系化だって進みます。爬虫類飼育が広まれば、世間的にも受け入れられやすくなります。
ね、だからハチュ野郎は1パターンの飼育者ですが、決して2パターンを悪くいうことはしません。
まぁぜひ寝る前にでも、あなたが3パターンのどの飼育者であれ、ちょっと自分なりの答えを持ってもいいテーマかもしれないですね~!
ということで、今回はちょっと変わったテーマを取り挙げてみました。
10月は更新なくてサーセン!
ではでは~。