プロブリーダー監修!「ヒョウモントカゲモドキと暮らす本」は初心者への教科書
どもー!
ハチュ野郎です。
はい、読みましたこれ。
ということで今回の記事は、
「ヒョウモントカゲモドキと暮らす本」を読んだ、
”ハチュ野郎の感想ってか紹介”になりまっす。
フツーに良かったので。
なので、この記事を読んでくださる…
”レオパをこれから飼いたい人”
”自分の飼育方法に不安がある人”
に向けて、安心して紹介することができます。
まぁ同じく初心者のハチュ野郎が、
「良かった」とか言うのも、
おこがましい話なんすけどね…(笑)
ね、シャーベットちゃん。
珍しく口が半開き。
最近ブログでは出番が少なかった彼女ですが、
4月で飼育1年が経過した今も元気でーす。
相変わらず食っては寝て…食っては寝て…
という”食っちゃ寝ライフ”を満喫しております。
そんな愛するシャーベットの為に。
飼い主は本でせっせとお勉強してる訳ですよ。
じゃ本題に入りましょう。
もったいない!!!
まずですね。
ハチュ野郎がザッと読んで最初に思ったのは、
「もったいねぇ~なマジで…」ということです。
なんでって…この本。
あとがき部分に、
すご~く良いことが書いてあるんですね。
● 監修したプロブリーダー寺尾佳之さん
● 編集した大美賀隆さん
この御二方による、
この書籍を作るにあたっての想いだとか、
ヒョウモントカゲモドキへの愛と経験・知識が伝わる文章が綴られています。
で、上記の写メにも書いてある通り、
ヒョウモントカゲモドキの飼育方法って、
ネットにも蔓延してるんですよね。
このブログだってそうです(笑)
無料で済むのに、
お金を出して本なんて買わない、
買ってもサラ~と読むだけって人が増えてる訳です。
ハチュ野郎も正直、暇つぶし程度で買いました(笑)
「ネットや他の本と、たいして変わらねーっしょ?」と。
でも「目次」、「あとがき」と読んで、
この本の価値をビビッと感じました。
※目次→はじめに→あとがき→本文という順番に読むのがハチュ野郎の読書法なので
どういうことか?
何にビビッ!と魅力を感じたのか?
それを今から触れていきます。
※余談ですがハチュ野郎なら…
「あとがき」部分を、
「はじめに」に持ってきて、
なるべく多くの人の目に留まるようにしますね。
ここが伝わってるかどうか?で、
本文に書いてあることの印象や信ぴょう性が変わってくると思います。
まぁ「あとがき」も、
読まれやすい箇所ではあるらしいですけど。
って、そんな話は別にいりませんね(笑)
余談でした。
「生かす」と「飼育する」の違い
さ、気を取り直して。
ヒョウモントカゲモドキ飼育歴、
うん十年のプロブリーダー寺尾佳之さんの「あとがき」ですが…
こんな文言があるんです。
ヒョウモントカゲモドキは丈夫で多少の環境変化にも強く、簡単な設備があれば飼育はできてしまいます。ですが、裏を返せば間違った飼育環境でも飼えてしまい、繁殖をもすることがあります。
しかしこれは、飼育というより「生かしている」と言ったほうが正しいかもしれません。
ね、P114から引用しました。
あの~なんて言うんですかね。
この文章を読んで、
シャーベットちゃんの飼育ケースを見つめながら、
色々と考えてしまいました。
ちなみに「ヒョウモントカゲモドキと暮らす本」に掲載されている、
すべての生体の写真は、寺尾佳之さんがブリードした子たちです。
で、プロブリーダーとして、
レオパを商品として売るということは、
やはり”コンディション”って大切ですよね。
本によると…飼育環境によって、
● 眼の輝き
● モルフの色ツヤ
● 四肢のたくましさ
こういう部分に違いが生まれるらしいです。
実際、写真の子たち、
手触りめっちゃ良さそうですし(笑)
生で見たら一目惚れしそう。
そう。
べつに「生かすこと」は初心者でもできる。
だからプロの手腕が試されるのは…
もちろん繁殖技術もそうですが、
「コンディションの高さ」もそのひとつですよね。
モルフが珍しくても、品質が悪ければアレですし。
で、そうやって、
より良いコンディションを目指して、
飼育している寺尾佳之さんだからこそ…
「生かす」と「飼育」、
この2つに区別する考え方が出てくると思うんです。
ここまで細分化された解説があっただろうか
さぁ~もうぼちぼち終わりますが、
「ヒョウモントカゲモドキと暮らす本」は…
「生かす」だけじゃない、
”「飼育」する為の情報”がいっぱい詰まっています。
ショップやイベント、
お迎えするときの各チェックポイントを知っていますか?
生まれた国別の慣らし方を知っていますか?
ベビー・ヤング・アダルト、
成長ステージ別の飼育方法を知っていますか?
購入先別、ブリード国別、成長ステージ別…
ここまで細分化して解説してる情報は、
ちょっと今までみたこと無くてビックリしました。
ちょっと例え話をしますね。
スキーのインストラクターさんって、
パッと雪をみて、8種類以上に分類できるらしいです。
その雪の種類によって、
滑り心地や、細かな感覚に違いがあるようです。
ちなみにハチュ野郎は1種類です。
雪は雪!っていう(笑)
それと同じですよね。
プロのレオパ飼育者さんだからこそ、
素人以上に、細かな分類にして観察することができる。
この本は、そういう本です。
んじゃまとめまーす。
”より良く・より上手く”飼いたいなら
はい、んじゃ最後に、
ザックリまとめるとこんな感じでした。
● ネット情報だけでも生かすには充分
● プロの飼育法で、より良く・より上手く
わりと色々と書きましたが、
言ってるのはこの2点だけですね(笑)
これから飼いたい方にとっては、頼もしい教科書になるでしょう。
すでに飼ってる方にとっては、
本と照らし合わせることで…
あなたの飼育環境を、
プロ目線で判断するのに役立ちます。
まぁこんなとこですかね。
で、実際にハチュ野郎も改善点がいくつか見つかりました。
だから、次回の記事では、
実際にこの本を読んで実践したことについて書きます。
もう読んだ次の日にショップ行って、
せっせと準備をしたのでね…!(笑)
んじゃ、そういうことで!
ずーっと保管しておきたい本でしたっと。
ではでは。
次回の実践編もおたのしみに。
そっちで、
本の具体的な内容にさらに触れる予定でーす!
追記:実践編をアップしました!
いやはや…
この記事を書いて3ヶ月も経ってしまいました。
遅くなってすみません。では、こちらが「ヒョウモントカゲモドキと暮らす本」の実践編でーす。
確認してもらえたら分かりますが、色々とレオパの飼育環境やレイアウトをいじっています。
個人的にも前よりカッコよくなったと思うので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ではでは以上、追記でした。