初めて爬虫類を飼いたい方向けの24個のチェックリスト
こんにちは!
ハチュ野郎です。
「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?」という本を読みました。
きっかけは、Twitter創業者のジャック・ドーシーがおすすめしてたから。
今回は知り合いでもなんでもないんですがw、わりと人様からおすすめされた本を読むのが好きです。
で、著者は「世界で最も影響力ある100人」に選ばれた人ですね。
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え~っとね。
- どうやって医療現場で事故率を下げるか?
- どうやって株式市場から、成功しそうな起業家(企業)を見つけるか?
- どうやって毎晩150人のお客さんに、おいしい料理を確実に提供するか?
- どうやって巨大な高層ビルを安全に建てるか?
その答えは、チェックリストだ!ってことですねw
チェックリストを使うことが危機管理の特効薬らしいです。
もちろん素直に使ってくれない従業員もいるし、そういう認識の問題についても触れられてます。
ま、本の紹介を長々してもアレですね!
とにかくハチュ野郎は単純なので影響され、”初めて爬虫類を飼いたい方向けの24個のチェックリスト”をつくってみました。
どうだろな~?
ほんと今パッと羅列して、そんでなるべく削ぎ落としたんですけどね。
だから半分遊び感覚なんですが、まっっっっったくの素人さんには、「へぇ~こういうとこに着目すりゃいいのね。」っていうヒントくらいにはなるかもしれないし・・・・・・びっくりするくらいならないかもしれませんww
じゃよければどうぞ。
(こういうとこ足らないぞ!みたいなとこあったら教えてください)
※基本yes/noで答えやすいはず
※各項目の意図も、詳しく言わなくても察せられるはず
お迎え前のチェックリスト
- wikipediaの「生態」項目を読んだか
- 適切な温度はいくつか
- 適切な湿度はいくつか
- 上記2つの数字を実現できるであろう用品を挙げられるか
- 紫外線の照射は必要か
- 飼育スペースを確保できているか
- すでに飼育してる人は、エサに何を与えているか
- エキゾチックアニマルを診てくれる病院の最寄りを調べたか
飼育が始まってから定期的に利用するためのチェックリスト:生体編
- (定期的に)エサを食べているか
- (定期的に)排泄しているか
- 排泄物に変わった点はないか
- 体重の増減はあるか
- どんな傾向で体重が動いているか
- 活動時間帯に起きているか
- 見た目に変わった点はないか
- 歩行に変わった点はないか
- 仕草に変わった点はないか
飼育が始まってから定期的に利用するためのチェックリスト:環境編
- 各用品を使い始めた時期を答えられるか
- 各用品は正しく機能しているか
- 現環境の温度、湿度を答えられるか
- ONにすべき時間帯についているか
- OFFにすべき時間帯に消えているか
- 各用品に損傷はないか
- 損傷があった場合、生体に影響する可能性があるか
※追記(2023/5/28)
アニマルウェルフェアという理念を見つけました。
せっかくなんでチェックリストとしてシェアします~
1.飢えと渇きからの自由
その動物にとって適切かつ栄養的に十分な食物が与えられていますか?
いつでもきれいな水が飲めるようになっていますか?2.不快からの自由
その動物にとって適切な環境下で飼育されていますか?
その環境は清潔に維持されていますか?
その環境に風雪雨や炎天を避けられる快適な休息場所がありますか?
その環境に怪我をするような鋭利な突起物はないですか?3.痛み・傷害・病気からの自由
病気にならないように普段から健康管理・予防はしていますか?
痛み、外傷あるいは疾病の兆候を示していませんか?
そうであれば、その状態が、診療され、治療されていますか?4.恐怖や抑圧からの自由
動物は恐怖や精神的苦痛(不安)や多大なストレスがかかっている兆候を示していませんか?
そうであれば、原因を確認し、的確な対応が取れていますか?5.正常な行動を表現する自由
動物が正常な行動を表現するための十分な空間・適切な環境が与えられていますか?
動物がその習性に応じて群れあるいは単独で飼育されていますか?
また、離すことが必要である場合には、そのように飼育されていますか?
そいやウェルビーイングを調べてるなかで、アニマルウェルフェアという理念を知った。どっちかというと畜産業向けっぽい。動物飼育してる身としても、この5つの自由をもとに振り返るのもありかも。
ちなみにウェルフェア(welfare)=福祉。 pic.twitter.com/tcssVke8aj
— ハチュ野郎 (@oniplate) May 8, 2023
はい、ちょっとした追記でした。
【おまけ】費用はまぁいいじゃん
さてさて。
あえて上記のチェックリストのなかに、
- お迎えする費用は足りてるか
- 動物病院で診察・治療してもらう費用をすぐ出せるか
みたいな、お金に関するチェックリストは載せませんでした。
もちろん大事です、別途用意しておくべきだと思います。
特に学生さんなら、「毎月いくら割けるか?」ってのを考えないと後々困るかもだし。
ただ、なんか・・・載せたくなかったんすねw
前提中の前提だと思いたかった。
特に最初なんて、お金じゃないと思うんです
基本的にこのブログで対象としてるのって、
- これから爬虫類を(初めて)飼ってみたい人
- 飼い始めて間もない人
こういうまだ軌道に乗ってないあたりの方々なんすね。
(っていうと偉そうなんですがw、ハチュ野郎もぜんぜんですww)
だから、めちゃんこ複数種を飼ってる人。
わざわざ専用部屋を用意して、がっつり飼育ケージだらけの人。
繁殖させてたり。
そういう玄人さんじゃないはずです。
もし玄人レベルだったら本格的な維持費かかってくるでしょうから、ちゃんとお金の管理もしてることでしょう。
でも、これを読んでくれている方って、最初の一匹目を「う~~~んどうしよかな?」、「お迎えして数日経ったけどこの調子でいいのかな?」っていう段階のはず。
だったら、んな大きなお金って必要ないはずなので。
お金よりも、気持ちの部分だと思うんですよ。
まったく考えなくていいわけじゃないですが、ポイントはそこじゃないとハチュ野郎は思うんです。
大事にするから、価値がある
で、思いっきりハチュ野郎の個人的意見なんですが・・・
爬虫類を飼うことって、爬虫類を飼うことなんすよ。
お金を飼うわけじゃありません。
だから「この子は〇〇円だから大事にしなきゃ・・・」みたいな考えは好きじゃないですね。
もちろん売るほうは商売なので金銭で考えてもおかしくないですし、最初は買う側の我々だってお金で考えますよ。
だから飼育の入り口は「さ~〇〇円もしたし大事にしなきゃ・・・」でいいと思うんです。
ハチュ野郎も自分のなかで高いのいったらそう思うと思いますw
でも、大事なのはそっから。
取引して自分の元に来たら、いくらかかったか?ってもう関係ないっすよね。
済んだことなので、頭からポーンとどっかの川に投げちゃっていいと思いますw
”価値があるから、大事にする”
ではなく
”大事にするから、価値がある”
こういう価値観で飼育すると、きっと楽しい爬虫類ライフになるのではないでしょうか。
分かってると思いますが、価値=経済的価値じゃないですよ。
価値=自分のなかのステキなサムシング。自分と爬虫類のあいだにあるステキなサムシングのことですww
それを育んでいく・見つけていくのも、飼育の楽しみの1つじゃないでしょうかって話。
いやね、なかにはちょっと眉間にシワが寄るような飼育者さんもいるんで…
途中で簡単に飽きたりとかさ~。
値段で区別したりさ~(繰り返しますが、入り口はお金でいいけどずっとそれで考え続けるのは違うでしょって話をこれまでしてきました)
でも、上記のような考え方を持ってたら、また違ってくると思うんです。
だからちょっと語ってみました。
ま、大半の人は大丈夫でしょうから、関係ない話ですww
それでは!