実録!メキシカンブラックキングスネークのベビーの拒食を治した方法
どもー!
ハチュ野郎です。
実はまだブログではお伝えしていなかったのですが、
7月4日に大阪で開催された
「レプタイルズフィーバー2015」で・・・
”メキシカンブラックキングスネークのベビー”
をお迎えしていましたー!(・∀・)
うぇーい!
はい、でね…。
なぜ今日までお伝えしていなかったのか?
この2ヶ月なぜお伝えせずに、
呑気にこんな記事を書いていたか?(笑)
爬虫類をペットにしたい初心者向け!専門用語のざっくり一覧まとめ
それっていうのはズバリ・・・
まともに給餌できたのが、
お迎え初期の2,3回だけだったからです!
つまり、拒食に陥ってたんだよね…。
ね、今はタイトルの通り、
拒食から治すことができたけど・・・
そんなこんなであまり気が乗らず。
ブログで紹介するのが遅れてしまいました。
サーセン!
とりあえすケースIN直後はこんな感じです!
THE 黒蛇(・∀・)
ほら、かっこいいでしょ?
名前はもう付けたんだけど、
それは拒食から立ち直った流れを書いてからにするね。
はい、ということで、
以降からメキブラベビーを、
”拒食から治した方法”をシェアしまーす。
※もちろんまだ油断大敵…
でも書く気になったうちに書いちゃいます
※追記:この記事を読んでくれた方から復調報告を頂きました!
後半に追記を加えそのことについて触れています。
では参ります。
メキブラベビーが拒食になった経緯&効果のなかった対策法
で、まずは”彼女(メス)が拒食した一連の流れ”ですが、
簡単にまとめるとこんな感じです。
——-
● いつも通りピンクマウスSを給餌
↓
● 吐き戻す(1回目)
↓
● 5日~7日後に再度給餌
↓
● 吐き戻す(2回目)
↓
● 5日~7日後にピンクマウスSの頭部のみ再度給餌
↓
● 吐き戻す(3回目)
↓
● 5日~7日後に再度給餌
↓
● 食べない!!!
↓
● 置いても食べてない!!!
——-
とまぁこんな流れで拒食になってしまいました。
こうしてまとめて書くとかなりエグいですね…。
いや、もちろんこの最中はひたすら情報収集したり、
ベテラン飼育者さんに相談したりしたんですよ?
それであーでもないこーでもないと試行錯誤しています。
具体的には・・・
「タオルで隠す」
「温度を上げる」
「シェルターを置く」
「生活音が聞こえにくい場所に移動させる」
「マウスでなく鶏肉をあげてみる」
「茶色い紙袋に一晩、エサと一緒に入れておく」
このあたりが当時の主な対策だったでしょうか?
で、上記の対策をしたところで・・・
一切、食べてくれず!!!
ね、なかなか泣けるでしょ?
経験ある人はわかると思いますが、
なかなか心象よろしくありません…。
まだ幼蛇(ベビー)なのに体重がぁぁぁ
ぶっちゃけ最悪の自体も覚悟しました。
もしかしたら、ウチの先輩達、
オニプレやレオパより先に旅立ってしまうのでは?と。
まだベビーでこれから成長すんのにね…。
体重もこのように23gから、
吐き戻しからの拒食で右肩下がりに落ちてしまいました。
ね、どーですか。
最終的に16gまで落としてしまいました。
ここまで”大体1ヶ月と半月くらい”でしょうか。
唯一の救いだったのは、
”拒食中も自分で水をガブガブ飲んでくれていた”ことです。
ちなみにこの時、水入れには純粋な水だけでなく、
「胃内保護剤」という液体を混ぜたものを置いていました。
拒食になると胃腸活動は弱まる(弱まっている?)ので、
一応ということで保護剤を数滴ポチャンと。
動物病院へヘビちゃんを連れていきました!
で、だいたいの経緯の説明が終わって、
やっとここから本題ですが・・・(笑)
今回、メキブラのベビーの拒食を治せたのは、
動物病院へ行ったのがきっかけです!
そこの病院は爬虫類を含むエキゾチックアニマルの、
”治療実績がちゃんとあるところ”だったんですね。
だから、わりと安心して診察してもらうことができました。
で、その病院の先生曰く・・・
「ヘビの拒食はトカゲの比じゃないくらい難しい。」
「原因を特定することが難しいし原因が1個とは限らない。」
という言葉が印象的でしたね。
具体的にどんな診察を受けたか?というと・・・
● 脱皮の皮が残っていないかチェック
● ライトを使って外見に異常が無いかチェック
● 触診して尿酸の結石がないかチェック
ということを主にしてもらいました。
あとはその最中に問診というか・・・
「餌はどんな物でどんなペース?」
「吐く前になにか心当たりは?」
「水は飲む?」
「温度はどのくらいを保ってる?」
「排泄物に変な色のものとか会った?」
などの質問を受けながら進めてましたね。
ずばり・・・拒食が治った対策はコレ?
はい、で一番気になるであろう、
拒食を治すことができた方法ですが・・・
ずばり!
毎日、温浴させたことです!
しゃぁぁぁぁぁ!
これが最終的に病院の先生から頂いた、
具体的なアドバイスだったんですね(・∀・)
温浴させることによって胃腸活動が促され、
食欲が湧いてくることがあるそうです。
そして、メキブラではないですが、
違う種のヘビで治った事例があるだとか!
ウチのヘビは幼蛇なので、ムリヤリ口を開けて、
強制給餌させるのは避けたほうが良いとのこと。
小さい子なので口内を傷づけてしまう恐れがあるからだとか。
そーなったら余計に食べませんからね(笑)
で、だからもし温浴でダメだったら、
最終手段の強制給餌だったんですが・・・
なんとかそれは避けることができましたぜ・・・!
ちなみに強制給餌っていうのは、
こういうやつですね。
動画のように人力で詰め込むか、
注射器で栄養をたらし込むかって感じ。
はい、ということで・・・
もし現在進行形でメキブラはもちろん、
他のヘビちゃんが拒食の方は、
ぜひ温浴を毎日させてみてはいかがでしょうか。
ハチュ野郎は7日間の温浴後に、
なんだかイケそうな気がして与えてみたらパクッ!と。
久々にアングリ口を開けるアイツをみて、
もうホロリと涙・・・は落ちませんでしたけど感動しました(笑)
そしてその後、排泄したのを確認してから温浴を再開し、
その3日後の拒食明け2回目の給餌も無事成功しています(・∀・)
だから、ね…。
責任は取れませんが、
あなたのヘビちゃんも復調なさることを願っております!
(9/26)追記:この記事を参考に2匹のヘビちゃんが拒食から食べてくれたみたい!
ここで一旦、追記を挟みますね。
な、なんとですね…!
この記事を読んでくださった方2名から、
”温浴で食べてくれるようになった”
という報告を頂きました!
ちなみにこちらの方はコーンスネークちゃんです。
6月から拒食だったらしく、
ハチュ野郎よりも苦労してますね…(笑)
※許可とってないので画像は削除する可能性あり
いやほんと…
おめでとうだしありがとうだし…(泣)
こんな駄文を積み重ねるだけのブログを、
信用してくださってありがとうございます!
ほんとお互いこれからも頑張りましょうね!
ちなみにハチュ野郎のメキブラも順調で、
この記事を書いてから現在、
5回目の給餌に無事成功しています!
はい、追記おわりです。
今回の反省点・メキブラの名前は「アネーロ」ちゃん
で、ハチュ野郎は上記で挙げた対策はしてものの、
先生に言われるまで、
温浴はさせたことがなかったんですねー。
というのも、温浴の効果は・・・
● 脱皮不全の解消
● 便秘の解消
● 衛生面の管理
この3つだと思っていたからです。
言われるまで、
腸内活動の活性化は頭にありませんでした。
だからもしハチュ野郎が、
温浴について理解を深めていれば・・・
うちの子、アネーロちゃんは、
もっとはやく復調できていたかもしれません。
ハチュ野郎も頭を悩ませることなく、
アネーロちゃんも吐き戻しという、
苦しい思いをさせずに済んだと思います。
これは大いに反省です。
極端な話、たとえ飼い主はペットを失ったとしても
「次回に活かします!ありがとね(涙)」
みたいな感じで切り替えができなくもないですが、
やっぱり失ったペットの命は帰ってきませんからね。
常に一発、真剣勝負!
細かい失敗はあっても大きな失敗は許されんのです。
そして、大きな失敗っていうのは、
基礎を抑えれば未然に防げることが多いと思いませんか。
小さな細かな失敗はウッカリミスだったりしますが。
その基礎がハチュ野郎はなってなかったってことですね、ぐぬぬぬ。
はいはい、ということで、
メキブラベビーちゃんの給食治療のシェアはこのくらいで。
話は打って変わって・・・
最後に名前の由来を書いときまーす(・∀・)
ずばり!
アネーロはイタリア語で「憧れ」を意味します。
つまり、ハチュ野郎もメキブラみたいに、
洗練されたオーラを持った人間になりたい!
という彼女への憧れをそのまま名前にした次第です。
ほら、ただの黒じゃないんですよ!
黒いくせに青光りするんですな(・∀・)
最高にかっこよくて厨二病心をくすぐりませんか!(笑)
ね、いいでしょいいでしょ。
もちろんカラフルで柄模様のヘビを素敵ですけどね。
なんか、このシンプルかつプレミアムな感じソソられました。
ではでは、拒食対策は参考になったら嬉しいですし、
今後はオニプレ・レオパ・メキブラの3姉妹をよろしくでーす!
ではでは。